第2回目 トポロジ

トポロジとはコンピュータやネットワーク機器の接続状態の事です。トポロジには種類があり、どのトポロジを使うかには利用するプロトコルによって決められています。

LANとWANで使われる代表的なトポロジを紹介します。

バス型

バス型のトポロジは1本のバスと呼ばれるケーブルに各コンピュータなどの機器(ノード)を接続します。バス型には同軸ケーブルが利用され、両端にはターミネータ(終端抵抗)を取り付けてケーブルの端に到達した電気信号が反射して通信の妨げになるのを防ぎます。

バス型は全てのノードが1本のケーブルを共有するために1箇所でも切断されるとネットワーク全体が機能しなくなります。また拡張性にも欠けるため、現在は利用されていないトポロジです。

スター型

スター型のトポロジは1つの集線装置を中心に、その他のノードをケーブルで接続します。集線装置にスポーク状にリンクが接続されるため、ハブ・アンド・スポークとも呼ばれます。

スター型では1本のリンクが断線しても影響を受けるのはそのリンクを使用したノードだけで、その他のノードは影響を受けることなく通信し続ける事ができます。スター型は扱いやすく、拡張性も高いため現在のLAN構築で一般的に使われるトポロジです。

ネットワークに接続するノードが多い場合、集線装置同士を接続してスター型を拡張します。このようなトポロジを拡張スター型と言います。

リング型

リング型のトポロジは、隣り合うノード同士をリング状に接続します。トークンリングやFDDIなどがこのトポロジを使います。

リング内はトークンと呼ばれる信号が同一方向で周回しています。データはトークンに付加されて送信され各ノードを順番に巡回します。自分宛てのデータを受け取ったノードはトークンからデーターを受け取ります。このトポロジはノードが同時にデータを受信することによる衝突が発生しない利点があります。

メッシュ型

メッシュ型のトポロジは、複数のノードを網目状に接続する構成です。主にWANで接続される接続形態になります。「フルメッシュ」と「バーチャルメッシュ」の2つに大別されます。

フルメッシュ型のトポロジは全ての拠点を相互に接続して直接通信をします。特定のリンクやノードに障害が発生しても、他のリンクやノードを経由して通信を継続します。フルメッシュ型は高い冗長性を持ち、最も信頼性が高いトポロジです。コストが高くなることが弱点です。

バーチャルメッシュ型のトポロジは、重要な拠点だけを相互に接続し直接接続されない部分があります。フルメッシュ型に比べてリンク数が少なくすることができ、コストを抑えることが可能になります。一定の信頼性の両立が取れます。

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